Self-Reference ENGINE(([asin:4152088214:detail]))

読んだ。タイトルがイイ。でもおもしろかったか?と言われると微妙。natural computingみたいなものが出てくるメタメタした内容(作者は複雑系の研究をしていた人らしい)。帯で飛浩隆氏が「爆笑ソラリスジョーク集」と書いているが、レム師つながりで言うなら『とどのつまりは何も無し』(書評が『完全な真空』*1に収録されている架空の小説)を読んでるような感じ。また、「バールのようなもの」*2など、あからさまな引用が散見して、つい醒めちゃう。

*1:[asin:4336024707:detail]

*2:[asin:4167551063:detail]