ういざあど夜行斎―メスメリック・マジシャン


作者*1花園大学史学科(たぶん民俗学ゼミ。呪術部?*2)卒業生である。がんばってる花大OBを見ると、ついつい応援したくなる。最後まで一気に読み通せたのは、才能があるということかも。

でも、まだまだかな。「民俗学とは...」みたいな蘊蓄というかミニ解説*3が、ストーリーの流れを切ってしまってるし、伏線がわかりやすすぎてストーリーの真ん中で謎がほぼ完璧に解けてしまうのもいかがなものか。

ともあれ、今後もがんばってほしいな。私も小説を書きたくなってきた。

*1:http://www.creatorsworld.net/heishinsai/flash/

*2:http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Cafe/5645/

*3:花大の学部生向けの講義を聴いているようだ (^_^;; これがレム師のようになれば蘊蓄?も芸術になるのだが。ラノベ・テイストでは難しいだろうなぁ。