これまで発表した印仏学会

ありきたりではあるが、久しぶりに対面で開催された日本印度学仏教学会の学術大会に参加して、研究仲間に対面で会えることのありがたさを実感している。学会運営や大会運営に尽力されている方々に感謝する次第である。そんなことを思っていたら、そういえばこの学会では何回発表させてもらっただろう、という思いが湧いてきたので、数えてみた。

開催場所 発表 パネル
49 1998 鶴見大学 法相宗の「一乗方便」説再考 諸乗義林を中心に
50 1999 龍谷大学 ②撲揚智周伝についての二、三の問題
51 2000 東洋大学 新羅元暁の三時教判批判
52 2001 東京大学 元興寺智光の法相宗批判と元暁
53 2002 東国大学校 最澄所引の「義林」に見られる法相教学批判 ―元暁・義寂との関連で―
54 2003 佛教大学 ⑥麁食和上必当作仏 ―『守護国界章』における円機未熟の読者について
55 2004 駒澤大学 興聖寺本『続高僧伝』所収の玄奘伝の特徴
56 2005 四天王寺国際仏教大学
57 2006 大正大学
58 2007 四国大学 新羅における玄奘唯識比量の解釈 ―憬興・太賢・道証を中心に―
59 2008 愛知学院大学
60 2009 大谷大学
61 2010 立正大学 ⑨徳一の三時教判に基づく法華経解釈
62 2011 龍谷大学
63 2012 鶴見大学 ❶震災と仏教
64 2013 島根県民会館 大西祝の因明理解
65 2014 武蔵野大学 ⑪雲英晃耀の因明学 ❷新たな視点からのスティラマティ研究
66 2015 高野山大学 ⑫聖語蔵所収『法華決釈記』巻四について
67 2016 東京大学 唯識比量に対する新羅からの批判 文軌『因明入正理論疏』を中心に
68 2017 花園大学 ⑭八世紀における新訳唯識派の活動 東京文化財研究所『唐禅智寺故大徳法師崇俊塔銘序』を中心に
69 2018 東洋大学 ⑮「理門論問答抄」について
70 2019 佛教大学 ❸越境する教義問答:「唐決」による相互交流とその周辺
71 2020 オンライン(創価大学 九州国立博物館藏写本・文軌『因明入正理論疏』巻一について
72 2021 オンライン(大谷大学
73 2022 オンライン(東京外国語大学
74 2023 オンライン(龍谷大学 ⑰伝弘法大師草書写本断簡中の未詳唯識文献について
75 2024 駒澤大学 ⑱識窟説をめぐる成実論家の議論:『東大寺六宗未決義』を中心に ❹新出史料の発見よりみたる達磨宗の諸相