カスピアンキッチン(アゼルバイジャン料理)

守岡さんとやっている人文情報学食話会の会場として。守岡さんのセレクション。

この手の料理は日暮里のペルシャ料理屋さんザクロに行けなくなって以来、絶って久しかったので、非常にうれしい。アゼルバイジャン料理ってなんだ?と思っていたが、要するにイランの隣の国ということで、ますますザクロに近い。しかも、京都 各国料理レストラン・リストによると、

東京にはアゼルバイジャン料理と銘打ったお店はありませんが、日暮里のイラン料理レストラン「ザクロ」の厨房にアゼルバイジャン人がおり、時々、コース料理に混ぜて提供しています。

とのことで、すでに食べたことがあるようだ。美味なり。

時をかける少女(アニメ)

泣いてしまいますた (^_^;; まあ、涙もろいんで何でも泣くんですが。

それはともかく、この作品、美術がすばらしいですな。どうもスタッフロールとかを見ると写真からスキャンした後、加工したみたいだけど、背景のくせに非常に強烈に脳みそを刺激するというか、何と言うか。

北海道開拓記念館

山王神社の額
名前は「記念館」だが、Historical Museum of Hokkaidoという英名からもわかるように、中身は歴史博物館。先史時代のナウマン象の化石から現代まで、非常に充実した展示。時間の関係で駆け足でしか見られなかったが、じっくり見ようと思ったら2時間は最低必要だろう。あと、アクセスが悪いのが残念(私は往復タクシーを使った)。車社会だから問題ないのかな。

近づくと勝手に、音声の再生装置が作動するのはちょっと心臓に悪い。アイヌの古い家の復元の展示に近づいたら突然おばあちゃんの声で民謡(神謡)が始まったのは、まじビビった。でも、けっこう感動的な神謡なので、その後は聞き入ってしまう。

アイヌ関係の展示もおもしろかったが、開拓のため移民した人たちの生活も興味深いものがある。写真に載せた山王神社の額は、天台宗との関係で有名なあれではなくて、炭坑労働者が信仰した「山神社」(やまじんじゃ)のものだという。両者が関係あるのかないのかはわからないが、そのような信仰があったということは知らなかったので、大変勉強になった。

北海道立アイヌ総合センター

出張最終日は夕方のフライトまで時間があったので、アイヌ関係の勉強でもしようと急に思いつく。と言っても、二風谷アイヌ文化博物館アイヌ民族博物館北方民族博物館などの専門的な博物館は皆札幌から遠いので、とりあえず近場のそれらしい施設を探す。

一つ目に行ったのは、札幌駅から歩いて10分ぐらいの北海道立アイヌ総合センター。小さな展示室一室のみ。へーと思ったのは、

クマ彫りの置物は、20世紀初頭に八雲の徳川農場の農民芸術運動から起こったものが、アイヌ民族に伝わったものです。

というパネルの説明*1。農民芸術運動と言えば、「畢竟ここには宮沢賢治一九二六年のその考があるのみである」で終わる『農民芸術概論綱要』*2を思い出さないわけにはいかない*3アイヌと変なところでつながってるのねぇ。

*1:http://www.yappe.net/yakumo/kuma/ も参照。

*2:http://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/2386_13825.html

*3:http://d.hatena.ne.jp/moroshigeki/20060815#1155718896 に書いた『宮澤賢治殺人事件』における、「宮澤賢治の農民芸術はオリジナリティなしのぱくり」批判も参照されたし。

ペルシア文化渡来考

私が読んだのは岩波書店版だけど:

ペルシア文化渡来考 (ちくま学芸文庫)

ペルシア文化渡来考 (ちくま学芸文庫)

実忠がらみで読む。日本古代のイラン要素を「発掘」する本。博識(ってか、イラン研究者って少ないよな)には圧倒される(ついついページを飛ばしてしまう)が、一方でそれは我田引水のしすぎじゃないか?というところも少なくない。ただ、観仏信仰がらみで言うと、氏の指摘するイラン的要素のいくつかは気になるものもあるので、今後も注意していきたいところである。

涼宮ハルヒの憂鬱

涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)


流行もんは一応おさえておこうということで。守岡さんが言うように、ハードSF的な側面の方が興味深いですね。