異名分類抄

曽根誠一先生からご恵贈頂きました。ありがとうございます。

江戸後期の大坂の町人学者である入江昌喜(1722〜1800)が、和歌や俳諧に用いる雅語を中心に語彙の異名を網羅的に収集した『異名分類抄』の翻刻だそうです。今風に言うと、シソーラスとか(広い意味での)オントロジとかですかね。データベースにしたら国文学研究資料館古事類苑データベースの簡易版みたいでおもしろいかもと思ってデジタルデータを下さいよーとお願いしてみたけど、そのあたりはご理解いただけなかったようです (^_^;)

ともあれ、曽根ゼミのゼミ生、卒業生による翻刻との由、こういう風に勉強の成果が形に残るのはとてもすばらしいことですよね。