大谷大学で「人文学とコンピュータ」という授業の非常勤講師をしているが、今日のネタは「コンピュータで人間関係を記述する」というものであった。ふだんはたまにしか出席を取ってないのだが、試しに「mixi内の私にメッセージを送れ。それを出席代わりとする」という課題?を与えてみた。
ちなみに授業の内容はこんな感じ:
- テキストや記録の中の人間関係
- 田中猛彦・冨金原賢次・宇都宮啓吾・中川優「平安・鎌倉時代を対象とした僧侶データベースシステム」(『情報知識学会誌』13-2、2003)を紹介。
- 系譜の矛盾や欠落をコンピュータによる推論で発見したりできる。ナレッジベースってものがあるんだよ*1。
- Social Networking Service (SNS)
みたいな感じ。本当はここから読者共同体論とか自己言及的人文学研究の可能性とかの話をしたかったのだけど、タイムアップ。