史学科オリエンテーション2006

昨年のオリエンテーションに引き続き、今年も史学科の新入生オリエンテーションに同行した。今年は日程の都合で、近場の滋賀県南部。 4月7日、快晴。山田先生、新任の古市先生と同じバスに乗って一路、園城寺へ。京都市内では山田先生の愛情溢れる観光案内を聞いたり、古市先生と古代史の話をしたりしていると、多少の渋滞はあったがあっという間についてしまう。園城寺にあるものについては割に得意分野なので、学生にいろいろ解説したり(「先生、ダキニ天は?」とかマニアックな質問をする学生もいて、先が楽しみ)、餅を食べたりしながら一巡り。 宿舎は雄琴温泉琵琶湖グランドホテル。ちょっといかがわしいお店もあるが (^_^;; 琵琶湖の眺めは雄大。オリエンテーションの後、温泉に入って、ご飯を食べて、お酒を飲んで、最後はチャーシュー麺で締め。 4月8日、ちょっと不安な天気。ホテルを離れ、近江八幡へ。途中で雨が降り始めるが、着いたらやんで一安心。町並みの散策も楽しそうだが、八幡山に登りたいなぁと思っていたら、山田先生、古市先生も同じ考えだったようで、三人で八幡山ロープウェーに乗る。ん?先週も温泉に入ってロープウェーに乗った気がするぞ。まあ、いいや (^_^;; Sa270127山上には、豊臣秀次の往時の威光を偲ばせる立派な石垣の跡、そしてその後に建てられた村雲御所瑞龍寺。お参りしたら、いろいろ中を案内していただけた。多分、お城があったときと同じような眺めなんだろうが、戦国時代の山城って確かに難攻不落だったんだろうなぁ、と思わずにはいられないハイアングルな絶景。日牟禮八幡宮にちょこっと寄って、再びバスへ。八幡堀は車窓からだったが、桜が満開。もう一度来よう。 その後、安土に向かう。このあたりは11月に観音正寺に行って以来。滋賀県立安土城考古博物館で展示を見る。安土城復元3D CGが大きなスクリーンで上映されていたが、山田先生によればかなりエキセントリック?な説に基づくもので、先生曰くまっとうな説に基づいた復元CGがみたい、とのことである。誰かやらないか?>情報歴史学コースの諸君。 私はここで皆とお別れ。皆は彦根城、私はタクシーと電車を乗り継いで大学へ。やらなきゃいけない仕事をこなしてほっとしていたら、予想外の理不尽な話を聞かされ、疲れがどっと出る(涙)。何はともあれ、お疲れさまでした。