オープンキャンパスの後にカラオケ

8月1日〜3日のオープンキャンパスが終わる。3日間、情報歴史学コースのゼミ生にお願いして、日本史学科文化遺産学科のブースで公開3D復元をやる(情報歴史学研究室: オープンキャンパスで作ってました参照)。最初はいちいち指導をしながらの復元作業だったが、さすがに3日間連続でびっちりやってると、3日目には簡単な指示をするだけで勝手に作業を進めてくれるようになった。文化遺産学科の先生方が受験生に説明をするときのネタを提供できたし、情報歴史学が何をやってるのか部分的ではあるが学内の人たちに広報できたし、受験生にも強い興味を持ってくれた人が何人かいたようで、やってよかったかな、と思う。

後片付けのあと、日本文学科の共同研究室へ。昨日は公開講座『夏目房之介のマンガ講座』の日、例によって共同研究室で夏目先生を囲んでだべっているのはないかと見当をつけた次第。今回の講演会のネタは「仏教マンガ」だったのだが、これに行けなかったのはたいへんくやしい(仏教系マンガと言えば - もろ式: 読書日記参照)。インターネット持仏堂の逆襲・教えて!釈住職の釈住職と実はお隣同士の花大の安永祖堂先生が講演会を聞きにいったそうで、おもしろかった、質問したかったとのこと。

共同研究室では、増田のぞみ先生から泉信行id:izumino)さんをご紹介いただく。大学教員もびっくりの着実かつ旺盛な共同研究活動を背景とした、学識の深さに舌を巻く。泉さんによると、ポニョはどうやらトドロフ先生*1の言うところの幻想文学っぽいらしい。伊藤剛さんも「諸星大二郎」とか言ってるし(『崖の上のポニョ』見てきました。 - 伊藤剛のトカトントニズム)、すげー見に行かなきゃいけない気が(ちびたちはもう行ってたりする)。

その他、いつもの通り、武道・格闘技系の話に流れていく。泉さんも武道系に詳しいようで、そっちの話ばかりしている。飲み会では、私の学生時代の話(90年代なのにシュプレヒコールしてたとか、麻雀ばかりしてたとか)など。

その後、カラオケへ。相変わらず夏目先生のブルーズ魂あふれる歌声に痺れる。モップスの『月光仮面』、妙にかっこ良かったが、寡聞にして知らなかったのでググってみたら、ニコ動にありました。原曲より、夏目房之介Versionの方がかっこよかった気がする (^_^;;

参照:京都・花園大学の講演終了:夏目房之介の「で?」:ITmedia オルタナティブ・ブログ

*1:[asin:4488070272:detail]