1年ぶりの新刊である。
- 作者: 諸星大二郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/06/23
- メディア: コミック
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前巻の時(西遊妖猿伝 西域篇1 - もろ式: 読書日記)に、
やっぱオアシスの美女が最初かな。二番目が玄奘の観仏体験だな(中央アジアは神秘主義の坩堝だしな)。悟空の暗黒面は、中国の土地神みたいな雰囲気もあるから、中国を離れるとなかなか出てこないかもな。
と書いたのだが、予想が外れてゾロアスター教(美女はちょっと出てきた。玄奘はかなり脇役モード)。ただ、諸星らしいダークな雰囲気が漂っておりなかなかおもしろいことになりそう(うー、なんでここで終わるんだ、というのが正直な感想ではあるが (^_^;; また1年後に会いましょう〜)。