読んだ。うーん、すばらしい。
- 作者: 石川淳,立石伯
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1989/05/05
- メディア: 文庫
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現在、必要に迫られて狐(の妖怪)について調べているのであるが、その流れで見つけたのがこれ。石川淳=焼跡のイエスというイメージが強くあって、こういう古代、中世宗教史的な小説を書いているなんて知らなかった。不勉強の極みである。なんか損した気分 (^_^;; ちょっと雰囲気は違うが、折口信夫『死者の書』なんかが好きな人には楽しめるんじゃないだろうか。