とうとう始まりましたな、仮面ライダーW。初回の印象はなかなか良いです。『マトリックス』のパクリがいくつかあったのはご愛嬌。ゴム人間の海賊みたいに手足が伸びたり、ライダーキックで身体が左右で分離したりするのは微妙。
今回のギミックはIT系。変身はUSBメモリ風のガイアメモリ、主人公の相棒フィリップは脳内にGoogleがあるような不思議な人(?)。ダブルドライバー、ちょっと欲しい (^_^;; でもなぁ、ディケイドのバーコードといい、今回のUSBメモリといい、どちらかというと枯れたテクノロジーをあえて使うのはなぜなのだろう。
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敵かどうかはわからない園咲ファミリーの「選ばれし理想の世界、理想の家族を目指し、神に近づこうとしているのか…?ガイアメモリを所有し、自らも幹部怪人体へと変身する」という設定は、マンガ版初代ライダーを想起させる。
2人で1人のライダーに変身するわけだが、主人公の左翔太郎の身体がライダー化し、フィリップは脱魂してライダーに憑依するという感じ。そういえば『てれびくん』におけるガイアメモリの説明も、翔太郎の持つ「ジョーカー」(格闘系)、「メタル」(棒術系)、「トリガー」(拳銃系)をベースに、フィリップの「サイクロン」(風)、「ヒート」(熱)、「ルナ」(わけわからん)という属性が追加される、というような感じで構成されていた。
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ま、あまり過剰な期待をせず、観ていきましょう。