年末の忙しいときだというのに観てきた。
まずはディケイド。「完結編」と書いてあるが、完結はしていないような気が (^_^;; それはともかく、劇中の「ディケイドは過去のライダーを思い出すために存在するのだ! だからディケイドに物語はない!」というようなセリフはかなり衝撃であった。結局ディケイドも固有の物語を獲得し「おれたちの物語はこれからだ」的な感じで終わるのだが、「ディケイドに物語はない!」を徹底すれば『動物化するポストモダン オタクから見た日本社会 (講談社現代新書)』に言う「大きな非物語」のインターフェースとして(東浩紀氏の時代認識が適切であるかどうかはともかく)それはそれで象徴的な作品になったと思うのだが。
Wの方は吉川晃司かっこいーの一言に尽きる。後半グズグズにならずに、この路線で突っ走っていただきたい。最後にちょろっと顔出しをする仮面ライダーアクセルの存在が不安といえば不安だが…。
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