ここ数年、京大人文研の安岡孝一さんが班長をしている共同研究班に参加させてもらっているのだが、最近そこで(報告書類を作る関係で)変なルビの例が欲しいということになった。ちょうどそのころ『零式』*1を読み終わったころで(id:moroshigeki:20080105:1199543905)、変なルビをさんざん目にしていたところだったので、適当にスキャンして送ってみた。
まず、ふり漢字とふり英字の例(“ふりがな”“フリガナ”のようにruby textのscriptとあわせる慣例があるとすれば、“振漢字”“FURI-EIJI”などとすべきか):
関係ないが、「カルト」というルビは「宗教右翼」全体にかかるべきだ、という意見が研究班にあったことを付け加えておく (^_^;;
研究班では紹介できなかった“ふり〓”の例がこれ:
なぜ〓がふられるのかはネタバレになるので詳しくは書かないが、要するにノイズというか、通常のしゃべりかたよりも不自然であるというのを出したいらしい。
*1:[asin:4150308772:detail]