みんぱくへ遠足
私が担当するゼミ生中心に、他のゼミや他大学の参加者といっしょにやっている情報歴史学研究会というのがあるが、その活動の一環で国立民族学博物館に行ってきた。現在、携帯電話とQRコードを使った花大歴史博物館の閲覧支援システムを研究会で作っているのだが、すでに似たようなことをしている民博に行って、ちょっといろいろ話を聞いてこようという算段である。今回の見学では、CHでいつもお世話になっている山本泰則先生にコーディネートしていただいた。心より感謝申し上げます。
さて、今回の見学では、山本先生から民博の概要についてお話を伺った後、QRコードを使った展示であるみんぱく動物園の企画、開発を担当された加藤さんから有益なお話をいろいろうかがうことができた。この手のアイデアは、元々海の中道海洋生態科学館で行われてきたことを参考にしているそうで、他にもいろいろなところで同じような取り組みをしているらしい。また、興味深かったのは、ゲーム性を高めるためにクイズなどをQRコードで提供するなど、我々が思いつかなかったアイデアをいろいろ知ることができたのは収穫であった。
その後、通常では見ることができない民博の裏舞台を案内していただいた。標本資料目録データベースの作成の様子や、収蔵庫などが見られたのは大変貴重な経験だった。
最後に、せっかく来たのだから (^_^;; と常設展示を見ることに。1時間半で、ということにしたが、とてもじゃないが全部をじっくり見ることは無理。しかも、おもしろいこと! いや、国宝なんか一個もない、生活用品中心の展示が全然おもしろくない人もいると思うが、自分としてはたいへんおもしろかった。ガムランも触れたし。タンタンを性悪にしたような人形(写真)も見れたし (^_^;; またいつか、今度は家族で来たいものである。