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CHAOS;HEAD NOAH

iPad用のCHAOS;HEAD NOAH HDで、一応全エンディングをコンプリート。

CHAOS;HEAD NOAH(通常版)

CHAOS;HEAD NOAH(通常版)

このゲームをやろうと思ったきっかけは、403 Forbiddenである。昔懐かしいコマンド入力式+ライン&ペイントな表現を試みたアドベンチャーゲームとのことなので、ぜひやってみたいと思ったのである。ところがこれはSTEINS;GATEのファンディスクであるという。ならばSTEINS;GATEをやらねばなるまい。ところがSTEINS;GATECHAOS;HEADの続編だという(そんなに密接なつながりはないようだが)。ならば、CHAOS;HEADからやろう、と思ったのである。しかしまあ、時間がけっこうかかるのでちょっと後悔をしていたりもする。

内容的には、オタクを主人公にした美少女ゲーム(エロゲじゃないよ)。SF的な設定が、デカルトっぽいというか、俗流唯識っぽい。人間は表象を通してしか世界を認識できないが、逆にその表象を操作することができれば、世界自体を変えることができるよね、というのが根本にあって、それを実現するための特殊能力/技術がドーパミンだとか反粒子だとかで説明される。

この手のゲーム(ラノベとかもそうだが)をやると、ゲームが生命的なふるまいをしているように見える。ゲームがあるためにはゲーマーが必要である(ゲーマーはゲームの保護者ないし餌)が、ゲーマーが二次元の世界に埋没していたりひきこもったりしていたら、ゲーマー人口が減る可能性がある。ゲーマーを増やすにはゲーマーが安定した収入を持ち、結婚して子どもを作ってゲーム好きな人間を増やすのが一番良い。ゲームが、自分の「子孫」を効率的に再生産するためには、ゲーマーにリア充になってもらうのが一番良いのである。だからゲームたちは、ゲーマーたちのリア充への憧れを最大化するようなストーリーを繰り返し見せることで、ゲーマーの再生産を謀っているのではないか、と。「利己的な遺伝子*1」ってやつですな。

*1:[asin:4314010037:detail]