「表象としてのコンピュータ」の題材・2008年度大谷大学編

昨年の「表象としてのコンピュータ」の題材 - もろ式: 読書日記に引き続き、今年も同じ課題を出してみた。ネタになった作品は以下の通り(順不同)。

小説

  • P. K. ディック『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』*1
  • 神坂一『シェリフスターズ』シリーズ*2

アニメ

電脳コイル』はいろんな意味で重要なので、来年度はぜひとりあげたいなぁ(今年度は、授業で紹介してもレンタルビデオなどで学生が見るのが難しかったため、とりあげることは断念した)。

ゲーム

.hack』ってやったことないけど、ゲーム内ゲームという設定がおもしろそうだなぁ。やってみたいなぁ。

音楽

音楽は初めてだなぁ。

総評

全体として見ると、昨年よりバラエティに富んでいる。総じて人工知能的なものをとりあげる傾向(=人間対コンピュータという二項対立的な考え方)が強く、この傾向自体が「表象としてのコンピュータ」をよく表しているような気がする。

ついでに言えば、「この作品はおもしろいので、ぜひ(読んで|観て)下さい、先生」みたいなコメントがちらほら見られたのは好感度高し。それで点数をあげるわけではないけど、レポートのオリジナリティはあがるし、何より文章に熱がこもるのがよい(こもってる熱が、私にとって快適かどうかはともかく (^_^;;)。

オリジナリティと言えば、昨年同様、コピペ・レポートがいくつか見られた。今年は昨年の反省をふまえ(その節はいろいろな方からコメントやトラックバックをいただき、ありがとうございました)、事前にかなり指導をしたつもりなのだが…。「Wikipediaからのコピペはダメ」って言ったら、Wikipedia以外からコピペしてきた者がいて、苦笑するというか何というか(そういう意味じゃな一つーの (^_^;;)。コピペが発覚したレポートは、予告通り0点です。

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