うーむ、すっかりブログがご無沙汰になってしまっている…(かと言って、Twitter(http://twitter.com/#!/moroshigeki)に積極的というわけでもない…)。ともあれ、最近読んでいる(いた)本を列挙しておこう。
- 作者: グレッグイーガン,Greg Egan,山岸真
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1999/10
- メディア: 文庫
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- 作者: グレッグイーガン,Greg Egan,山岸真
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1999/10
- メディア: 文庫
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以前読みかけて途中でやめてしまった『ディアスポラ』と異なり、こちらはすいすい読める。そしておもしろい。ライフゲーム好きにはおすすめである。今『春秋』に書いている「文字と仏教」というアヤシイ連載に、次の一節を引用した。
しかし……わたしというパターンが、この世界で生じているほかのあらゆる事象の中から、それ自身を識別できるのなら……わたしたちが〝宇宙〟と考えているパターンが、まったく同じようにしてそれ自身を組みあげ、それ自身を認識していると考えて、何が悪い?
次。『リング』『らせん』『ループ』三部作。
- 作者: 鈴木光司
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 1993/04/22
- メディア: 文庫
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- 作者: 鈴木光司
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 1997/11/28
- メディア: 文庫
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- 作者: 鈴木光司
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2000/09/08
- メディア: 文庫
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ごぞんじ大ヒット映画の原作である。何を今さら、と思われるかもしれないが、上の『春秋』の担当編集者さんが、世界=ライフゲームっぽいことが書いてあったかも、と勧めてくれたもの。ちなみに『リング』の映画は観たが、『らせん』
最後に文学作品じゃないやつ。
- 作者: 伊藤邦武
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2002/06/27
- メディア: 単行本
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宇宙が、そしてこの私たちが今のように存在する、というのは、ものすごく奇跡的なことなのかもしれない。では、その「奇跡的なこと」というのは、どういうことなのか?というような問題意識から、パスカル、ヒュームあたりまでさかのぼり、知識獲得の確実性、妥当性などの問題などを議論している。これは、現在、因明(東アジアの仏教論理学)がどのような性質の推論システムなのか、ということについて考えているところなので、いろいろ勉強になる。