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最近読んでいる(いた)本

うーむ、すっかりブログがご無沙汰になってしまっている…(かと言って、Twitterhttp://twitter.com/#!/moroshigeki)に積極的というわけでもない…)。ともあれ、最近読んでいる(いた)本を列挙しておこう。

順列都市〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)

順列都市〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)


順列都市〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)

順列都市〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)


以前読みかけて途中でやめてしまった『ディアスポラ』と異なり、こちらはすいすい読める。そしておもしろい。ライフゲーム好きにはおすすめである。今『春秋』に書いている「文字と仏教」というアヤシイ連載に、次の一節を引用した。

しかし……わたしというパターンが、この世界で生じているほかのあらゆる事象の中から、それ自身を識別できるのなら……わたしたちが〝宇宙〟と考えているパターンが、まったく同じようにしてそれ自身を組みあげ、それ自身を認識していると考えて、何が悪い?

次。『リング』『らせん』『ループ』三部作。

リング (角川ホラー文庫)

リング (角川ホラー文庫)


らせん (角川ホラー文庫)

らせん (角川ホラー文庫)


ループ (角川ホラー文庫)

ループ (角川ホラー文庫)


ごぞんじ大ヒット映画の原作である。何を今さら、と思われるかもしれないが、上の『春秋』の担当編集者さんが、世界=ライフゲームっぽいことが書いてあったかも、と勧めてくれたもの。ちなみに『リング』の映画は観たが、『らせん』『ループ』は観ていない。

最後に文学作品じゃないやつ。

偶然の宇宙 (双書現代の哲学)

偶然の宇宙 (双書現代の哲学)


宇宙が、そしてこの私たちが今のように存在する、というのは、ものすごく奇跡的なことなのかもしれない。では、その「奇跡的なこと」というのは、どういうことなのか?というような問題意識から、パスカル、ヒュームあたりまでさかのぼり、知識獲得の確実性、妥当性などの問題などを議論している。これは、現在、因明(東アジアの仏教論理学)がどのような性質の推論システムなのか、ということについて考えているところなので、いろいろ勉強になる。