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もしリアルパンクロッカーが仏門に入ったら

著者の架神恭介さんからご恵贈頂きました。ありがとうございます。

もしリアルパンクロッカーが仏門に入ったら

もしリアルパンクロッカーが仏門に入ったら

リアルパンクロッカーを目指す(というか、自分こそがリアルパンクロッカーだと思っている)まなぶが、釈尊とか龍樹とか日本仏教の祖師方とか修行道場の禅僧とかと殴り合い、ゲロを吐いて倒れながら、仏教を学ぶという仏教思想史入門書。設定はぶっ飛んでるし、細かい間違いとか目につくのはあるけど*1、伝統的な聖人像を無視したキャラクターの描き方(個人的には最澄たんと日蓮ラッパー説が好き)や、思い切って単純化した解説はけっこうよいと思う。実は私も、唯識の部分と、最澄・徳一のあたりについて、Twitter上でほんのちょっとだけお手伝いさせていただいた (^_^;;

釈尊をはじめ、仏教の祖師たちが殴り合いにおいても最強!というのは、伝統武道的な観点からはかなり正しいような気がする。最澄たんは弱っちい萌えキャラになっちゃってるが、最澄を開祖とする古武道の流派もあったりするし (^_^;;(もちろん遣唐使として中国から武道を伝えたのである。)「武道をすれば徳が高くなる」がひっくり返って「あんなに徳が高い人はきっと武道も極めているはずだ」になる、ということなんだろう。

*1:補足(2011-04-04):細かいツッコミについては[http://togetter.com/li/74094:title]にまとまっています。コメント欄の[http://blog.goo.ne.jp/kosei-gooblog/:title=戦う仏の研究者=聖徳太子研究ブログ作者]さんのコメントも参考になります。