2010-07-26 「公共の<ruby><rb>記憶</rb><rp>〔</rp><rt>メモリア</rt><rp>〕</rp></ruby>」としての電子書籍 情報 『ユリイカ』の電子書籍特集に、「「公共の記憶〔メモリア〕」としての電子書籍」という題で寄稿しました。ユリイカ2010年8月号 特集=電子書籍を読む!作者: 京極夏彦,佐々木俊尚,堀江貴文,桜坂洋,前田塁出版社/メーカー: 青土社発売日: 2010/07/26メディア: ムック購入: 2人 クリック: 11回この商品を含むブログ (25件) を見る電子書籍がニコニコ動画的に発達すれば、 中世ヨーロッパの記憶術における「公共の記憶〔メモリア〕」と同じ様なものになるのではないか、みたいな内容です。例のごとく『ノートル=ダム・ド・パリ』の「あれがこれを滅ぼすだろう」を引いています。 ノートル=ダム・ド・パリ (ヴィクトル・ユゴー文学館)作者: ヴィクトルユゴー出版社/メーカー: 潮出版社発売日: 2000/11/01メディア: 単行本 クリック: 7回この商品を含むブログ (12件) を見る また、中世ヨーロッパの記憶術ということで、当然のように下の書物のお世話になっております。 記憶術作者: フランセス・A.イエイツ,Frances A. Yates,青木信義,篠崎実,玉泉八州男,井出新,野崎睦美出版社/メーカー: 水声社発売日: 1993/06メディア: 単行本 クリック: 16回この商品を含むブログ (10件) を見る 記憶術と書物―中世ヨーロッパの情報文化作者: メアリーカラザース,石原剛一郎,Mary Carruthers,別宮貞徳,家本清美,野口迪子,柴田裕之,岩倉桂子,別宮幸徳出版社/メーカー: 工作舎発売日: 1997/10メディア: 単行本 クリック: 12回この商品を含むブログ (7件) を見る 相変わらずの与太話ですが、お手すきの折にでも読んで頂ければ幸いです。