本山合宿3日目

(この日記は3月14日に書いています。)

合宿3日目にしてようやく太陽を見る。宿舎の全貌を明るいところで初めて見る。

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3日目にもなると、うちの部員もグループワークのおかげで他大学の友だちを作ることができ、合宿がもっと続けばいいのに、などと言っている(最初はホームシックとか言っていたのに)。そうなると、「廃墟」のような宿舎にもだんだん愛着が湧いてきたりするもんだから不思議である。

疲れがピークになる3日目にあわせてか、午前中はみっちり2時間半、技術練習がある(他の日は1時間半ぐらい)。この日は突天一(上段突+中段突)、振天二(ちょっと違うけどフック+アッパー)、突天三(上段突+中段突+回し蹴り)というコンビネーションの練習。午後の学年別講習ではローキックの話などもちょっとだけ出て興味津々。やっぱ本山でもローキック対策とかいろいろ考えてるんだろうなぁ、などと思う。グループワークの団体演武は、だいぶ形が出来上がってきている。初めて会う1年生たち、しかも中には少林寺拳法を初めて1年にもならない者もいるのに、ここまでまとまるのだから、学生の力は侮れない。明日の発表会が楽しみである。

練習後の道場開放の時間には、本山の先生や他大学の監督などにいろいろ教わることができたのでよかった。また、連日行っている乱取りでも、他大学の学生さんとやる中でいくつかの小さな発見と課題が見つかった。これだから乱取りは楽しい。とは言え、この日は中段に放った回し蹴りが相手の膝に入ってしまい、右足親指つけ根あたりを痛めてしまった。イテテテ。足を引きずって宿舎に帰る。

この日も丸亀ぽかぽか温泉で体を休める。風呂上りに食べたおでんがうまかった。