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日本辺境論

読んだ。

日本辺境論 (新潮新書)

日本辺境論 (新潮新書)

まあ、全体的にどこかで読んだ気がする文章であったが、内田樹氏に関しては「いつもおもしろいブログをありがとうございます」と感謝しこそすれ、そのことで文句をいうのはお門違いというものである。また、いろいろツッコミたいところもあるが、本人も言っているようにヒントをもらって考えるきっかけにすればいいんじゃないかと思う。

期待していた武道的な部分については「複素的身体性論―無敵の探求」*1の方が詳しいが、あとがきに書かれていた「沢庵とレヴィナス」はおもしろそう。

また、アブラハム・アブラフィアの「ヘブライ語字母の組み合わせによる瞑想法」は、宗教研究者兼文字研究者としてはたいへんそそられる。最初に読むべきなのは脚注にあがっているゲルショム・ショーレム『ユダヤ神秘主義』*2なのかな、やっぱり。「アブラハム・アブラフィアと白川静」ってのも、おもしろそうだ。

*1:[asin:4000267299:detail]

*2:[asin:4588001566:detail]