漢情研BBSにも書いたけど、こちらにも。
『人工知能学会誌』Vol. 24, No. 5(2009年9月)で特集「日本語コーパス」が組まれています。目次はこんな感じ。
- 松本裕治「特集「日本語コーパス」にあたって」
- 前川喜久雄「代表性を有する大規模日本語書き言葉コーパスの構築」
- 山崎誠「代表性を有する現代日本語書籍コーパスの構築」
- 松本裕治「コーパスへの自動アノテーションツールとアノテーション支援環境の構築」
- 伝康晴「多様な目的に適した形態素解析システム用電子化辞書」
- 田野村忠温「コーパスを用いた日本語研究の精密化と新しい研究領域・手法の開発」
- 砂川有里子「コーパスを活用した日本語教育研究」
- 田中牧郎「言語政策に役立つ、コーパスを用いた語彙表・漢字表などの作成と活用」
- 奥村学・白井清昭「代表性のあるコーパスを利用した日本語意味解析」
これを読んでる方はほとんどの方がご存知かと思いますが、ここで言う「日本語コーパス」は日本語コーパスで開発・公開されているものですね。
んで、この中の田中氏の論文は、新しい常用漢字表が議論されている現在、関心のある方々にはちょっと気になったりしないでしょうか (^_^;; とは言え、まだ届いたばかりで読んでないので、誰か読んで評価してくれたりするとありがたいですな (^_^;;