少林寺拳法的なローキックの捌き

今日は今年度初練習であった。久しぶりに監督にご指導いただいた。

花園大学少林寺拳法部の大森監督は、常に実戦を想定した指導をされるので、非常におもしろい。今日も壁を背に両手をもたれて押さえつけられる状態から、相手の膝とか頭突きとかを警戒しつつ抜き技で脱出するとか、連反攻(決められた技の攻防が終わった後の自由攻防)で少林寺拳法の攻守のパターンでは対処が難しい攻撃をしかけてきたりとか、そんな練習も織り交ぜながらご指導いただいた。こういう批判的な視点を持った練習は、乱取りの面白さとは違った知的な面白さがある。

そんな中で、今日、特に印象深かったのは、ローキックの受け方、捌き方の練習である。ローキックは少林寺拳法の普通の練習では出てこないのだが、ローキックは空手やキックボクシングでごく普通の技であるから、護身術、武道として当然必要な技術であることは間違いない(参照→楽天が運営するポータルサイト : 【インフォシーク】Infoseek)。で、今日、習ったのは、脛の外側の肉のところで受けつつ(骨のところで受けたら痛死)、受けた脚をそのまま下ろしながら相手の蹴り脚も一緒にずり落として崩す、みたいな感じ。どっかで聞いたことあるなぁと思っていたら、青坂先生+水野先生のDVDで観たやつといっしょかもしれない。おお。

少林寺拳法 乱捕りのすすめ ヨーロッパ地区研究編 [DVD]

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あと、三陰交という経絡秘孔の攻撃方法もちょっとだけ習った。「下痢、消化不良に効く」ツボらしいが、ある角度から攻撃されると激痛。うーむ。今日圧されたから、明日は快便だろうか (^_^;;