日本古代王権の支配論理

古市晃先生よりご恵贈いただきました。ありがとうございます。

日本古代王権の支配論理

日本古代王権の支配論理

目次は以下の通り(塙書房のサイトより一部修正のうえ転載)。

  • 第I部 七世紀倭王権の統合論理
    • 第1章 七世紀倭王権の君臣統合
    • 第2章 四月・七月斎会の史的意義
    • 第3章 統合中枢の成立と変遷
    • 第4章 七世紀日本列島諸地域における仏教受容の諸相
    • 第5章 君臣統合における仏教の意義
  • 第II部 王都の成立と展開
    • 第1章 都市の成立
    • 第2章 飛鳥の空間構造と都市住民の成立
    • 第3章 孝徳朝難波宮の史的意義
    • 第4章 孝徳朝難波宮と仏教世界
    • 付章 近江大津と天智の王都構想
    • 終章 律令制的統合形態の成立過程

これから勉強させていただこうと思いますが、「仏教が七世紀倭王権の君臣統合の論理として基軸的な役割を果たしたことを指摘し、また条坊制都城として整備される以前の王都が、倭王権の統合論理を反映していると論究する」とのことで、北條さんの日本的中華国家の創出と確約的宣誓儀礼の展開 - もろ式: 読書日記と関連する内容なのではないかと(勝手に)期待しています。