ユリイカ2009年3月号 特集*諸星大二郎

『稗田のモノ語り 魔障ヶ岳 妖怪ハンター』についての短文を載せてもらいました(「顛倒への名づけ 諸星マンガの描く宗教=哲学」)。この作品に描かれている「モノ」について、少し考えをめぐらせています。よかったら読んで下さい。

稗田のモノ語り 魔障ヶ岳 妖怪ハンター (KCデラックス)

稗田のモノ語り 魔障ヶ岳 妖怪ハンター (KCデラックス)

ちび2号の入院の付き添いの間、他の記事も読みましたが、その結果、私の問題意識が他の皆さんの問題意識と結構重なっていて(特に夏目先生の対談とはかぶりまくり)、「周りから浮く」芸風が早くも崩れたの知り、軽く落ち込んでいます (^_^;;

今回主に念頭においていたのは、次の3冊:

コーラ―プラトンの場 (ポイエーシス叢書)

コーラ―プラトンの場 (ポイエーシス叢書)


「名づけ」の精神史 (平凡社ライブラリー (152))

「名づけ」の精神史 (平凡社ライブラリー (152))


このうち『コーラ』が一番内容に近いのに、うまく本文に反映できず脚注で言及するにとどまってしまったのは私の実力不足。中間も唯識の話とかでだれてるし。文章がへただなぅ。