この薄さで1,200円はどうかと思うが、つい買ってしまった。
大人のいない国―成熟社会の未熟なあなた (ピンポイント選書)
- 作者: 鷲田清一,内田樹
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2008/10
- メディア: 単行本
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お目当ては内田樹氏の“呪い”論(第4章「呪いと言論」)。氏のブログのどこかで拾い読みをしているような気がするのだが、こうやってまとまっているとありがたい(呪詛と祝福 (内田樹の研究室)でも言及されている京都精華大学:Assembly hour:「呪いと祝い」釈徹宗 × 内田樹もいずれ本になるみたいなので、期待しておこう)。未読だが『新潮45』2008年11月号にも「呪いの時代―他人を呪う「呪詛の言葉」がこの世の中を徘徊している」が載っている模様。
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/10/18
- メディア: 雑誌
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「呪いと言論」を読んでて気になったのは、白川静氏の漢字論が引かれている点。
- 作者: 白川静,梅原猛
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2002/09
- メディア: 単行本
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うーん、このコンビは読む気がしない (^_^;;
まあ、デリダを見てもわかるように、哲学的、思想的にすぐれたインスピレーションはあまり厳密ではない実証からでも(こそ?)生み出される(く、苦しい)と信じて読むとしようか (^_^;;