中沢新一ズム

下のエントリみたいなのを書いてて痛感するのは、私の遠足に行くときのノリがいちいち中沢新一細野晴臣『観光』だってこと。中学〜高校ぐらいの私のバイブルのひとつですよ。

観光―日本霊地巡礼 (ちくま文庫)

観光―日本霊地巡礼 (ちくま文庫)

笠置山の巨岩を見て「地球の突き出た部分のヴァイブレーション」とかつぶやいてるんだから、我ながらキモいというか、何と言うか。大人になっても、(猪木イズムみたいな意味での)イズムはなかなか捨てられないということか。

中沢新一ズムが邪魔するのか、細野晴臣鎌田東二『神楽感覚』は、『観光』と同じような本なのに全然おもしろくない(付録のDVDはうれしいが)。

神楽感覚――環太平洋モンゴロイドユニットの音楽世界

神楽感覚――環太平洋モンゴロイドユニットの音楽世界

エロがないからだな、多分。