海住山寺〜笠置寺〜円成寺

大学院の授業「仏教学特殊講義」*1の一環として、秋の遠足に行ってきた。観仏信仰研究は、テキストからだけでなく、実際にそういう場に行くことが重要である。定番となりつつある笠置寺兜率天への入口である千手窟がある)・海住山寺に加え、今年は受講生の希望により円成寺にも行くことにした。

やはり笠置寺はよい。院生たちも大いに感じるところがあったようである。

円成寺は初めて参拝したが、多宝塔には運慶の第一作目とされる大日如来、本堂には阿弥陀如来と柱に描かれた来迎図、紅葉が色づきつつある浄土式庭園からはその阿弥陀如来を拝むことができ(写真)、それぞれ見事の一言。もうちょっと紅葉が早ければね。

*1:[http://d.hatena.ne.jp/moroshigeki/20080418/1208521103:title]参照。