直井さんが「Unicode Technical Standard #37」の改訂案 - Mac OS Xの文字コード問題に関するメモで紹介しているUnicode Technical Standard #37の考え方は、ある抽象文字 character がとり得るグリフの集合*1があったとして、IVSはその真部分集合(サブセット)を指定するためのメカニズムだ、ということである(と思う)。
どんなに短い線分の中にも無限の点があるように、任意の抽象文字Aがとり得るグリフの集合の中に入る要素は無限に存在するし、IVSで指定されたグリフAの部分集合であるA'にも無限のグリフが存在する。A'はAの真部分集合ではあるが、どちらも無限集合であり、濃度も(多分)同じ。ちなみにAもまた、Aを含むすべての/複数の抽象文字の集合のとり得るグリフの集合(無限集合)の真部分集合。
(書きかけ)