牛乳ラーメン

冬休みに入ってからは、マッサージに行ったり、球根を植えたりしながら、徐々に身心の疲れを取る日々。

それはともかく、花園大学の西門を出て北上すると、丸太町通と西小路通の角にラーメン屋「麻阿悟(まあご)」がある。この店は、大将がイタリアンで修行をした方で、メニューには“なんちゃらのベシャメルソース”とか“ニース風なんちゃら”とかのおよそラーメン屋らしくないものが並び、またワインクーラーには数千〜数万円のワインが枕を並べている。ラーメンがなければ、ただのイタリア料理屋さんである。

この店の看板メニューがトマトラーメンである。トマトラーメンと聞けば、普通は「うげっ」となるだろうが、上記の由来を読めばわかる通り、この店においてはむしろ味噌ラーメンなどより正統なメニューなのである。実際、非常にうまい。私はこの店では、トマトラーメン・チャーシュー入り以外は頼んだことがないくらいである(おつまみキムチなどを追加することはある)。

あまりに気に入っているので、お客さんとお昼を食べに行ったりする場合には、ここに連れて行くことが少なくない。特に文字処理・テキスト処理関係については錚々たる面々*1がこの店を訪れていたりする。

さて、牛乳ラーメンである。これは夏頃にこの店の新メニューとして登場したもので、その名の通り牛乳ベースのスープである。スペックを見ると:

  • 極太面
  • 魚介と鶏ガラがベースのスープ
  • ひきたての黒胡椒
  • 真ん中に巨大なバター片
  • ブイヨンで煮込んだ鶏モモ肉
  • エクストラバージンオリーブオイルで炒めた青梗菜

とのこと。もしやホワイトソースか?ホワイトソースは大好物である。とは言え、結局トマトラーメンを頼んでしまうので、ようやくこの冬になって試してみる決意が固まった。やっぱ冬はホワイトシチューみたいなのが食いたくなる。

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(写真は追加のチャーシュー入り)

結論:うーん。うまいことはうまいけど、トマトラーメンの地位を脅かす程ではない。詰めが甘いって感じかな。と言うことで、これからもトマトラーメンを頼み続けることでしょう。

*1:[http://kura.hanazono.ac.jp/kanji/20040609symposium.report.html:title=このシンポジウム]の発表者で言えば、安岡さん以外は行ってるはず。