マハチュラロンコン大学ご一行様

タイのMahachulalongkornrajavidyalaya Universityの一行が、本学を含む京都の仏教系の大学を視察しにやってきた。私は、花大で一二を争う下っ端なのに、情報システムセンターのセンター長などという役職についている関係上、一行60余名の視察団(半分はお坊さん)を前に主に事務系システムに関するご説明をすることになった。

専門の通訳の方と、つい最近まで本学に在学していたタイのお坊さんに通訳をして頂いて、英語で作ったPowerPointのスライドを見せながら、20分ほどしゃべる。これまで外国ないし外国人の前で講演したり学会発表したりしたことは何度もあったが、相手の言葉がまったく分からない状態というのは、もしかすると今回が初めてかもしれない。何だかんだ言っても、英語と中国語(かなりあやしいが)、韓国語(これは限りなく「まったく分からない」に近いが)の使用される世界で活動してきたんだなぁと、タイの方たちを目の前にして思う。タイ語の勉強をしたくなってきた。

説明が一通り終わると質問コーナー。恰幅のあるお坊さんの学長さんから、大学のシステムはパッケージソフトを使ってるのか?とか、どんなメーカーだ?とか、タイ語で開発してくれるか?とか、かなり具体的な話をいろいろ聞かれる。値段も興味がありますーみたいな感じだった。とりあえず今回は、「うちのシステムはなかなかすごいでっせ」みたいな自慢話になってしまったけど、もし時間があったら「これはこれで結構大変でっせ」みたいな話もしたかったのだが。残念ながらタイムオーヴァー。って言うか、最初から到着が遅れ気味で、4講時目からの授業の時間に食い込んでしまった(涙)。