地蔵盆初日

18日、19日は地蔵盆である(本当は24日あたりにやるのだが、土日にずらしているのである)。京都に来て、今回が初の本格参戦である。鳴滝には等身大の立派なお地蔵さん(鳴滝延命地蔵尊)があって、タクシーで「鳴滝のお地蔵さん」と言えば通じる場合も多い。小さいけど瓦葺きのお堂があり、本尊?の等身大の地蔵菩薩像のほか、小さな地蔵菩薩像や閻魔王をはじめとする十王、奪衣婆の像もある。十王については、機会があれば他の十王図なんかと対照させてみたいなぁ。

8時に開扉、10時半からはお寺さん(浄土宗西山禅林寺派専念寺のご住職?)がお参りして簡単な法話、そして紙芝居を上演された(写真)。ちなみに紙芝居は「アンパンマンとつみきのくに」*1と「へっこきよめ」である。アンパンマンは相変わらずありがたい?お話で、思わず「南無紅豆麺包仏」*2称名念仏してしまう(嘘)。「へっこきよめ」は放屁の効果音付きで、東北弁・関西弁混淆話法の大熱演である(持ちネタなのかもしれない)。しかし、浄土宗的には閻魔様とかを認めちゃってもいいんですかね?

その後、ビンゴゲーム、スーパーボールすくい、輪投げと子どもにおもちゃを配りまくるイベントが続く。ちびたちは狂喜乱舞なのだが、大人は猛暑でふらふらである。

夜、7時半からは「数珠繰り」。御詠歌に合わせて、子どもたちが3メートルはあろうかという数珠をぐるぐる回すのである。この御詠歌西国三十三カ所バージョンみたいなのだが、20番で終わってしまった。謎である、というか勉強が足りないことを痛感する。

その後はちびたちに花火とジュースが配られ解散。今頃、この一帯は硝煙の臭いが充満していることであろう(うちのちびは友達の家に花火をしに行った)。平和である。

*1:[asin:457700951X:detail]

*2:http://hazymoon.cocolog-nifty.com/blog/2005/10/post_8d12.html