人工知能学会で武道の発表

JSAI2007: 武道の修得支援のための攻防スキル抽出法なんてものを見つける。へー。予稿を見ると、国体種目の空手における「先の先」の動きで検証してるみたい。

でも、成功例ベースの研究って、武道的には役に立たないような気がする。そもそも武道においては、成功なんだか失敗なんだかわからないような「結果」(日常的な意味での「結果」ではない「結果」)をゴールとして設定することが多いわけだし、“修得支援”に限定しても、例えば武道の「型」は成功⇔失敗という二項対立を前提としていないのではないか。

とは言え、相変わらず技が下手っぴで、DVDとかを買いまくっている私は、人を批判できる立場ではない (^_^;) っつーか、多分、「武道」って言葉に、イメージを膨らませすぎだな。反省。