アメリカからのお客さん

今日は、UC Berkeleyの大学院生で、なんとマニアックなことに日本法相宗の教学で博士論文を書きたいという人が研究室に遊びに来た。名前が日本人だったので所謂ハーフかと思ったら、子どもに名前を付ける時にリストの中から選ばなければならないというドイツの法律に逆らおうしたお父上からの賜物とのことで、実際は純粋なゲルマン民族?であった。ただし、日本に留学経験があり、日本語はペラペラ、日本の仏教史についてもよく勉強している感じである。

日本法相宗の研究状況等をめぐって色々意見を交わす。こちらからアドバイスをする、という感じだったのだが、こっちもアメリカの大学院事情がわかって得るものも大きかった。UC Berkeleyは、教員人事に大学院生が関与するんだって。へー。

日曜日に彼といっしょに笠置寺とか薬師寺とか、法相宗ゆかりの寺院をいくつか巡る予定。同行したい人は早めに連絡を。