疲れた一日

8日は卒論口頭試問の日である。今年の主査は少なくて3人、副査1人(古代史ゼミでテーマは道慈)である。主査の分は情報歴史学研究室: 口頭試問終了に書いた通り。副査についても、道慈と『日本書紀』の関係に触れといた方がよかったねーとか、三論宗と『大般若経』を簡単に結びつけるのは問題だよー*1とか、やさし目にコメントをする。口頭試問なので、自信たっぷりな学生、おどおどした学生、いろいろだが、50枚を書き上げてひとまわり大きくなったのがよくわかる。

その後、書類を書いたり研究室を片付けたりしながら5時を迎える。5時からは怒濤の会議アワーである。私は、人事委員会、教務委員会、教授会、大学院委員会、教学整備交流委員会の5つであるが、それより多い人もいる(もちろん少ない人もいる)。3つ目の会議が終わったあたりで「お腹減ったよぅ」と101匹わんちゃんの真似をする先生*2や、待ち時間*3少林寺拳法の練習をする者(って私のこと)も現れ始め、疲労の色がどんどん濃くなっていく。なんだかんだで終わったのは夜9時前。3〜4時間は会議をしていたわけだが、他の大学だともっと長くなるのだろうなぁ。ともあれお疲れさまでしたー。

*1:もっとも、歴史学系の先行研究には、『大般若経』=空の思想=龍樹=三論宗、みたいな連想をするのが多いので、仕方がないところか。

*2:君のボスだよ>まめこ君

*3:私のようにいくつも会議を抱えている人がいて、なおかつ複数の会議が同時進行なので、どこかに遅れが生じると、全体の進行に影響がでる。