カジノロワイヤル×2

007の最新作『カジノ・ロワイヤル』を観る。ついでに(というわけでもないが)積みDVDになっていた古い方の『カジノ・ロワイヤル*1も観る。

どちらも同じ原作を元にしているので共通点は多いが、意外なことにコメディである後者の方が爆発も派手(というか、節操がないというか)で、従来の007らしい感じである。

新作は、どうしても最近の知識を反映している(特に、格闘シーンとか、かなり軍隊格闘技みたいである)せいで、動きが全然ボンドではないし、007っぽくない。でも、新しいボンドはけっこう好きである。新作のオープニングもフラクタルな感じでかっちょよい。

オースティン・パワーズとかのバカ英国*2映画が好きな人には、古い方はおすすめ。

*1:asin:B000IU39DC:detail

*2:書いたり消したりしているうちに文章がこうなってしまったが、オースティン・パワーズはイギリス映画ではなくアメリカ映画である。妻の指摘による。