疲れた一日

朝起床すると、今日の授業の準備が終わっていないことに気づく。昨日、寝かしつけをしたまま寝てしまったのだ。最近これをよくやる。あわててPowerPointのスライドを作る。今日はテキスト検索の話をするので、ネタには事欠かない。さくさく作って30分ぐらいでスライドの完成。

それから慌ててでかける準備。今日はちび1号が幼稚園でお誕生会である。この日は、保護者が幼稚園に行き、ちびたちと一日過ごすことができる。ばたばたと着替えてでかける。ちび1号は年に一度の晴れ舞台?なので異常にテンションが高い(ここしばらく、ずっと高かった)。午前中は、キリスト教系の幼稚園ということでお祈りと讃美歌のシンプルなお誕生会。その後、山を作ったり滑り台をすべったりと、園児たちとさんざん遊ぶ。何故だか私は園児たちに引っぱりだこの人気者である。精神年齢が近いのだろうか。本職でもかくありたいものだ、などとは露ほども思わずちびたちのペースで遊んでいると、息が切れてくる。幼稚園の先生たちの偉大さを痛感する。

お昼ご飯の後、出席している保護者が集められミーティング。毎回恒例で、保護者は出し物をしなければならないのである。ちなみに昨年は寸劇をやった(『てぶくろ』*1をちょっと簡単にしたもので、私と妻とちび2号は熊さんの役であった)。今年は何かネタを仕込んでいかなきゃと思っていながら、出席する保護者が誰なのかを把握できず、事前練習は断念。妻と相談し、とりあえずクリスマスソングの楽譜をコピーして持っていく。不安は的中し、集まった他の保護者は何も準備をしておらず、自動的にクリスマスソングに決定。ついでに私の仕切り役も決定。妻がピアノを弾き、私は司会と太鼓とリードボーカル。ちび2号はタンバリン。他の保護者の皆さんは歌やギター、鈴、即興の踊りを担当。園児たちが入場してきて出し物がスタート。ちびたちの前でしゃべるのなんてお手の物である、というかそれが商売みたいなものなのだから、いつものようにぺらぺらと(心にもないこと、というと語弊があるが、考える前にしゃべりが出るのだから同じようなものであろう)しゃべり始める。とりあえず大きな声で歌い、役目は終了。

その後、幼稚園の先生たちの寸劇(にんじんさんがあかいわけ*2)に後ろ髪を引かれながらも、会場をあとにする。ガッデムなことに授業があるのである。このまま幼稚園で一日を過ごせたら…と嘆きながら一路、大谷大学へ。観光客もピークを過ぎたようで、バスは快適であった。朝準備したスライドを使って1時間半しゃべる。異体字のところで脱線しまくり、データマイニングテキストマイニング)の説明が尻切れとんぼになる。うーむ、まだまだペース配分がヘタクソである。

授業が終わると、少林寺拳法の練習のために花大へ。明日は関西学連の新人戦なので、練習も本番前モード。追いつめられた表情で練習する学生たち。相手がいない私は一人、黙々と単独演武の練習。鏡を見ながらの練習であったが、天地拳第四系の最初の二連蹴り(空中で二連続の蹴り)がかっこわるいこと甚だしい。ワイヤーフレームが欲しくなる。ジェット・リー老師のようになれるのはいつの日か。何度も飛び上がっては、うりゃうりゃと空中で足をばたつかせていると、お尻が痛くなってくる。休みがてら、途中で出場する学生たちのサポート(ストップウォッチ係とか)などもする。明日はid:moroshigeki:20061202:1164199396のために東京出張なので応援には行けないけれど、がんばってほしい。

あー、疲れた。

*1:ISBN:4834000508:detail

*2:ISBN:4494001112:detail