大学の冬の時代なんて言われている昨今、大学内外でいろいろな「対策」を耳にするわけだが、それって本当にそうなの？と首を傾げたくなるようなものも少なくない。そもそも大学人の多くは（私も含めて）一般企業で勤めたり、経営をしたことがない人がほとんどだ。「大学には大学のやり方がある。企業とは違う」なんて話もあるが、共通する部分もあるんじゃないか、なんてことを思いこの本をとってみた。
読んでみるとうなずくことが多い。そもそもこの本、「ランチェスターの法則」というものを元にしているが、兵力の差がどのような戦力の差になるか、みたいな戦争での戦略の話らしい。いろいろ書いてあったが、最後の、
- 成功するためには長時間労働が不可欠
という話は、肝に銘じたい (^_^;;
