少林寺拳法創始60周年記念関西フェスティバル

少林寺拳法創始60周年記念関西フェスティバル | * * 大阪府少林寺拳法連盟ブログ * *
同日に入試があったが、無理を言って交替してもらい、花園大学少林寺拳法部の面々とこちらに参加した。

会場である大阪市中央体育館*1入り口で前主将と待っていたら、いきなり宗由貴総裁が颯爽と入場してきたのでびっくりした。前主将が真っ先に「おはようございます!」と合掌礼。私も合掌礼。しかし、VIP用入り口とか、ないのかねぇ (^_^;;

それはともかく午前中は総裁の基調講演。いろいろな興味深いお話をされてたが、中でも、大会で賞を取ることだけを目的としたり、人より早く昇級・昇段することを評価する指導方法は「間違った」少林寺拳法である、と仰っていたのが印象的であった。総裁のような立場の人が公の場でこのような断定的な価値判断をするということは、普通(少林寺拳法の「普通」がよくわかってないが)に考えると結構強い発言ではないかと思う。

その後、cologne(コロン)というデュオのライブ。女性の方が少林寺拳法をやっていたらしい。

午後は近畿2府4県の代表によるデモンストレーション。和歌山県の演武は工夫されていておもしろかった(ちょっと長かったけど (^_^;;)。演武はダンスだ!武道じゃない!とかいう批判もわからんではないが、練習の一つとしてもエンターテインメントとしても色んな意味で演武は必要だと思う。我らが京都府*2は、京都に少林寺拳法が始まったときの貴重な映像やラジオ録音をもとにしたお二人の先生による思い出話。40年前の演武に見入ることしばし。開祖の声って、そういえば初めて聞いたかもしれない。この映像は是非入手したいなぁ(監督、お願いします)。

最後にcologne(コロン)と会場全員による少林寺拳法テーマソング「ひとりひとりの心に深く」*3の大合唱。総裁が拳士と肩を組み、やけにもりあがって閉幕。松崎しげる最高。

と言うことで、お疲れさまでした。

*1:体育館を半分地下に埋め、屋根を緑化することで「自然との調和」を目指しているらしい。おもしろい。でもその手法には「土を移動することによる環境への影響はいかなるものか熟考すべき課題」「植栽でカバーするというのはイージー」といった批判もあるようだ(http://www.jia.or.jp/member/award/environment/2000/osaka.htm)。

*2:http://www2.ocn.ne.jp/~tomisawa/kyoutofusyourinnjikempou.html

*3:

ひとりひとりの心に深く

ひとりひとりの心に深く