道教・民間信仰における元帥神の変容 (関西大学東西学術研究所研究叢刊)
- 作者: 二階堂善弘
- 出版社/メーカー: 関西大学出版部
- 発売日: 2006/10
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る
実は海外を訪問するたびに、日本の学術書のあまりの高額さに、そもそも購入を控えてしまうという話をたびたび耳にする。そのため、小著ではなるべく安価たることを目指した。索引が無いことについてはお詫びせねばならないが、これは固有名詞だけでも膨大な量になるためである。ただこれについては、なるべく早い時期にダウンロード可能な電子的なツールを作成して代替するつもりである。
確かに、2,500円はすごいと思う。
英語で論文を書け、というのも大切なんだろうけど、学術書が高いってことも学術情報流通の障壁になってるということを、文部科学省の方々は考えていただきたいものである。単に安くするだけでなく、電子的な媒体のみの論文もきちんと業績としてカウントする(むしろ紙よりも重視する)ような仕組みを徹底するとか。韓国や台湾ではコピー本(と、本を持っていくとコピーしてきれいに製本してくれるコピー本屋さん)が出回ってるし。