ペルシア文化渡来考

私が読んだのは岩波書店版だけど:

ペルシア文化渡来考 (ちくま学芸文庫)

ペルシア文化渡来考 (ちくま学芸文庫)

実忠がらみで読む。日本古代のイラン要素を「発掘」する本。博識(ってか、イラン研究者って少ないよな)には圧倒される(ついついページを飛ばしてしまう)が、一方でそれは我田引水のしすぎじゃないか?というところも少なくない。ただ、観仏信仰がらみで言うと、氏の指摘するイラン的要素のいくつかは気になるものもあるので、今後も注意していきたいところである。