卒業式の一日

昨日は卒業式であった。ぎりぎりまで降っていた雨も止み、とても幸先がよい。 今年は、私がゼミを担当する情報歴史学コースの第一期生が卒業する、特別な年である。私のゼミの卒業生については、情報歴史学研究室: 2005年度学位記授与式に書いたので、そちらを参照されたい。 式典の後、サブアリーナで大学主催の祝賀会が始まる。教員にはそこで昼飯を食べるよう指示があったのだが、ちょっと遅れて行ったらすでに食べ物はなく、空きっ腹にビールを流し込んだだけで、何も食べられなかった(涙)。 卒業する先代の少林寺拳法部主将を、部員に交じって祝福する。その後、日本拳法部、空手部を加えた武道系三団体が合同で、卒業生を胴上げ。ただし、少林寺拳法部の卒業生は全員女性だったので、胴上げはなし。その後、卒業生が後輩部員を並べて順番に一本突き(ボディを一発ずつパンチ)。どの部かはわからなかったが、ハードパンチャーがいて、在学生は悶絶 (^_^;; 我らが前主将はこれも遠慮していたが、私が空手部の主将に声をかけて、一本突きをやってもらうことに。在学生が一列に並ぶと、前主将は照れながらもびしびしビンタをしていく。私も最後尾に並んで、嫌がる彼女に無理矢理ビンタをしてもらう。痛くて涙が出る(現主将に「先生、おいしい」と言われる (^_^;;)。思えば彼女がほとんど一人で少林寺拳法部を支えていたとき、前の顧問の先生が退職されるのを機に、彼女に頼まれて顧問を引き受けることになったのが、少林寺拳法を始めたきっかけである。彼女は言わば、私を少林寺拳法に導いてくれた人であり、祝福する以上に感謝もしている。 その後、研究室でゼミの宴会。それも情報歴史学研究室: 2005年度学位記授与式に書いたが、おしゃべりに夢中になってしまい、あまりつまみを食べなかったので、ここでもビールで胃腸を満たすことになる。げふっ。 宴会がひとしきり終わると、あろうことか会議。私一人、アルコール臭をまきちらしながら、来年度の新設科目について議論する。 6時からは、まんざら亭 先斗町店CDCの宴会。長年、花園大学で教鞭をとられてきた先生お二人が(退職されるわけじゃないんだけど)一線を退かれるので、その慰労の会である(少林寺拳法部の追い出しコンパとダブルブッキングだったんだけど、こっちが先約だったのでごめんなさいする)。先の会議が延びたので、ちょっと遅刻する。いつもの癖で最初の乾杯はビールだったが、この時はさすがにビールはもういらない状態 (^_^;; わいわいがやがや、あっという間に4時間が過ぎる。 その後、三々五々解散となったが、来年度のことについてちょっと急ぎの相談があったので、近くの喫茶店で酔いをさましながら、打ち合わせをする。気がつけば日付が変わっていた。タクシーで帰宅した時はさすがに疲れたが、気が張っていたのでなかなか寝付けず、ネットサーフィンなどをしながら眠くなるのを待っていた。翌日は二日酔い (^_^;; ともあれ、卒業生の皆さん、おめでとう。