堀沢祖門『求道遍歴 十二年籠山、そしてその後』(法蔵館、1984)
もう新刊では売ってないのね。花大図書館にもないみたいだなぁ。
最澄さんが定めた十二年籠山行を完遂した後、インドでヨーガの修行をしたり、インド中を題目を唱えて回ったりした(ヒッピーの時代だね)お坊さんのインタビューやエッセイなどを集めた本。この本を読んだ一番の目的は
五姓各別説と観音の夢の発表であつかった好相行についての記述であるが、それ以外でもいろいろ得るところが大きかった。
天台宗ができた頃、
比叡山から逃げる人があとを絶たなかったのは、病気になるからだろーだとか (^_^;;