オカルトな年末年始
この年末年始は、いろいろとストレスがたまっていたこともあり、マンガに逃避することが多かった。で、読んでたものを並べてみると、オカルトというか神秘思想系というか、とにかくそれ系のものが多かった。
まずはこれ:
妖怪ハンター 地の巻
妖怪ハンター 天の巻
妖怪ハンター 水の巻
北條さんやらぱーどれが、映画のことで話題にしていたので、読み返してみたくなり購入。一部、読んだ記憶があるやつもあったが、基本的に恐怖マンガとか苦手なので、パスしていた模様。今読むとすげーおもしろいところもあるけど、やっぱ怖い (^_^;; あと、すぐに変な生き物みたいな形で視覚化してしまうのは、マンガだから仕方がないとはいえ、安易すぎる感じもしないではない。
次も、民俗学がらみ:
木島日記 (1)
木島日記 (2)
木島日記 (3)
木島日記 (4)
折口信夫を狂言まわしに、今で言うオカルト的な知識が、割と普通の教養だった第二次大戦前の雰囲気を描こうとしているもの。ちょっと前に石原莞爾の最終戦争論を読んだり、宮沢賢治について論じている哲学の東北を読んだりしていたので、重なるところが多かった。
次:
陰陽師 (11)
陰陽師 (12)
陰陽師 (13)
うーむ、エジプトに行きますか (^_^;; 数学的な法則にマジカルなものを見いだすのは、礼記やらピタゴラス以来の伝統だったりするわけだが、平安京を舞台にそれは今更なぁという気もして、いまいちのめりこめない。頼むよ、現実逃避なんだから、のめりこませてくれ (^_^;;
ただ、うれしかった(というか、可笑しかったというか)のは、岡野的平安京解釈では太子道が重要な位置にあることになっていたこと。太子道といえば私の通勤路である。その西の先には我らが太秦広隆寺があり、太秦LOVEを微妙にくすぐってくれたのでした。