年度末と年度始め

3月31日。開花予想は今日のはずだが、まだ桜は咲いてない様子(もっとも、京都って一年中、たとえ真冬でもどこかで〔もちろん温室とかではなく〕桜が咲いてるんだけどね)。入学式に桜はないなぁなどと思いつつ、SATの公開の仕事の合間に、4月1日の準備をする。準備とは、新入生対象のパソコン初心者講習会と、毎年やってるエープリルフールのネタ作り。前者はPowerPointでさくさくスライドを作って、後者もまぐまぐで予約して、SATの公開作業もやって、寝る。そういえばこの日は眼鏡を新調したのであった(もちろん眼鏡研究社で)。あー忙しい。 4月1日。入学前の新入生に対するパソコン初心者講習会である。100人ぐらいの新入生(厳密に言うとまだ入学式をしていないが)に対して、それこそマウスのクリックから教える。100人と言っても、実際にパソコン教室には40人余しか入らないので、3教室のうちの2教室には自動追尾カメラで撮った私の姿がスクリーンに映し出されることになっている。一応私からも別教室の学生の顔は見えるのだが、初心者が発信する不安な表情とかがわからないのは結構痛い。スクリーンでも臨場感はあったようだが。いろいろな事情があったとはいえ、なるべく対人環境でやりたいもんですな、こういうのは。その後、教授会などあって、疲労困憊して帰る。 4月2日。入学式。毎年のことだが、入学式の仏教色に新入生はとまどっている様子。合掌も礼拝もしない子が多かったな。でも4年後の卒業式では、ほとんどの子がすっかり慣れてしまっているのだから、それだけでも花大の意義はあるかもしれない (^_^;; その後、いろいろ打ち合わせしたり書類を作ったり。その際、遅れに遅れた歴史博物館の去年の特別展「白隠 禅画と墨蹟—新出龍雲寺コレクション—」の図録をもらう。毎回思うが、手作りなのによい出来。現在やってる特別展 「羽織裏の粋 −山名邦和コレクション−」をちょっと見て帰る。この特別展、ちょっとエッチなのもあっておもしろいんだけど、受付が女の子だと、しげしげ見るのに抵抗がある人もいるんじゃないかなぁなどと思ったりもした (^_^;;