野村育世『仏教と女の精神史』
現在、
彌永さんら主催のメーリングリストで議論しているところなのではっきりとした感想は書けないが、自分も仏教の差別思想と言われている五姓各別説を研究しているので色々示唆が多かったものの、野村氏が自身の研究を「心性史の試み」としている点には違和感を持った。これは心性史的ではあるものの、心性史ではないと思う。
最近ちょっと、ジェンダー方面も気になってきた。
ジェンダー史学会に入ってみようかな(しかしジェンダー=
フェミニズムではなかろうに、なぜそういう人が多いんだろうか)。