大福餅

前にここに書いた永壽屋で、前から気になっていたものがあった。店先のガラスケースに水無月だの三色ダンゴだのが陳列されているのであるが、その中、豆餅のとなりにある「大福餅」という商品である。 この大福餅、遠目には豆餅を2倍ぐらいにしたものに見えるのだが、そもそもそんな大きな豆餅なんて見たことも聞いたこともないし、もしそうだったら「大豆餅」とかにするはずだろう。きっと、普通の餅の一種(鏡餅の下の部分に豆かなんかが入ったもの)だろうと勝手に想像していた。 昨日、疲れていて糖分が欲しかったのと、気になっていたので、この大福餅を買ってみた。ついでに豆餅も。並べてみたのが下の写真。 PICT0032.JPG どーん。 食べてみたら、なんと大福餅は巨大な豆餅(こし餡)であった。重量200グラム。通常の2~3倍ある。自分の重さでちょっと平べったくなっている。一人一個食べるとすごく量が多い。「甘い物は別腹」系の奥さんも、多すぎると言っていた。 好きな食べ物をおなかいっぱい食べたいという欲求は、誰しも持ったことがあると思う。かつて、急にゼリーを腹いっぱい食べたくなり、2リットルぐらい作っていっぺんに食べたことがあるが、非常につらかった記憶がある。この大福餅を食べていて、その記憶が少し蘇った。