上七軒・老松

今日は暑かった! ということで、涼しい和菓子シリーズ (^_^;; 今日は北野天満宮そばの上七軒にある老舗・老松。店のあるあたりは「京都でも最も歴史の古い花街」ということでちょっと好奇心をもっていたが、人通りが多い今出川通り路地に入ってみるとびっくり、町家の敷居の高そうな店が並ぶ別世界。 小さな店に入ってみると、宅配を待つ発送前の包みが山積み (^_^;; 先客と店の人が「出来次第の発送になりますがよろしいですか?」なんて話をしているので、恐る恐る聞いてみると、持ち帰りは全然OKらしい。ちょっと気が抜けた。 今日買ったのは、目星をつけていたわらび餅(またかよ)と夏柑糖。 老松のわらび餅にきな粉と黒蜜をかけた写真 これが噂のわらび餅。すごく弾力があり、甘すぎず(変に甘みをつけてるやつがあるんだよねー)、うまいっす。 ふりかえれば、今のわらび餅ブームの始まりは、この真っ白な屋台のやつであったが、最近食べてるわらび餅にこんな真っ白いやつはない。きっと、わらび粉じゃなかったんだな(苦笑)。思えば遠くに来たもんだ。 老松の夏柑糖を4分の1に切った写真 これが名物夏柑糖。夏みかんで作るのはこれだけなんだそうな。そもそも、夏みかん自体が、グレープフルーツやら甘夏やらに押されてあまり作ってないらしい。こちらのは萩のものだそうで。 ゼリーではなく寒天なんだけど、夏みかんの渋みがほどよく残っていて、清涼感が高い。おいしい。