愛のコリーダ2000

大島渚監督 愛のコリーダ2000 (仏・大島渚プロダクション, 1976年)

先入観をうらぎってくれて嬉しかった。定役の女優は台詞回しが大根っぽかったが、不快ではなかった。大島渚はそーゆーのを使うのがうまいと思う(戦メリの坂本龍一とか)。吉蔵のキャラ作りは最初、気に入らなかったが、最後には感服したって感じ。
しかし、ボカシは絶対にいらないぞ。教育的配慮はわかるし、そもそも教養の無いやつに見せる映画ではないので規制をかけるのは当然だと言えるが、それにしても何とかならないものだろうか。