情報

これまでの海外の学会 201609

前に書いたこれまでの海外の学会 - moroshigeki's blogが個人的に便利だったので、アップデートしておく。 Electronic Buddhist Text Initiative, 1999 Taiwan Meeting(1999年1月18-21日、台湾:中央研究院) 師茂樹「第5回EBTI報告」(『人文学と情報処理…

人文学と著作権問題ー研究・教育のためのコンプライアンス

科研費で作った本がでました。人文学と著作権問題ー研究・教育のためのコンプライアンス作者: 石岡克俊小島浩之上地宏一佐藤仁史田邉鉄千田大介二階堂善弘師茂樹山田崇仁,漢字文献情報処理研究会出版社/メーカー: 好文出版発売日: 2014/02/28メディア: 単行…

これまでの海外の学会

思うところあって、これまで参加してきた海外の学会をまとめてみた(師 茂樹 - 研究者 - ReaD & Researchmap等ですでに公開されている情報ではあるが)。海外なのに日本語で発表しているのも何回かある(逆に日本での発表なのに英語で発表している場合は除い…

大学で学ぼう 知のスキルアップ15

だいぶ前に出版されたものですが、ようやくAmazonで安定して買えるようになってきたので、こちらでも宣伝します。漢字文献情報処理研究会で作りました。大学で学ぼう―知のスキルアップ15作者: 漢字文献情報処理研究会出版社/メーカー: 好文出版発売日: 2013/…

ActiveMailでの添付メールの送り方

大学のActiveMailで添付ファイルが送れない、という質問がいくつかあったので、簡単に説明しておこう。 ActiveMailにログインする。 上の[メール作成]をクリックして、メールを新規作成する。 メール本文などを書いたら、右下の[添付ファイル]の[追加]…

増刷御礼、あるいは「大きな物語」の復活?

執筆者として参加した以下の2冊が増刷になったとのこと。たいへんありがたいことです。日本史の脱領域―多様性へのアプローチ (叢書・「知」の森)作者: 方法論懇話会出版社/メーカー: 森話社発売日: 2003/02メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブロ…

電脳中国学入門、増刷!

ありがたいことに、好評のようです。増刷しました。 電脳中国学入門作者: 漢字文献情報処理研究会出版社/メーカー: 好文出版発売日: 2012/02メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 7回この商品を含むブログ (1件) を見る この手の本の常として、どんどん情報…

論集文字 第1号 改訂版: 漢字の現場は改定常用漢字表をどう見るか

そういえばこちらでの告知を忘れていました。以前、電子書籍として出版した文字研究会の『論集文字』第1号ですが、紙の書籍としても出版されました。 論集文字 第1号: 漢字の現場は改定常用漢字表をどう見るか作者: 文字研究会出版社/メーカー: ポット出版発…

『電脳中国学入門』再度宣伝

Amazonではすぐに在庫切れになるようだが、そろそろ増刷するので、まだ買ってない人はぜひ買って下さいね!電脳中国学入門作者: 漢字文献情報処理研究会出版社/メーカー: 好文出版発売日: 2012/02メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る

「電子書籍のつまらなさ」ではなくて「電子書籍をめぐる議論のつまらなさ」

先日、電子書籍をめぐる議論のつまらなさ - もろ式: 読書日記というエントリを書いたのだが、はてブやTwitterなどでの反応を見ていると、ちょっと誤解を生じてしまったようである。私は、今のインタラクティブ性のない(紙の書籍の延長線上にある)電子書籍…

電子書籍をめぐる議論のつまらなさ

AppleがiBooks Authorを発表したが、「教科書」というキーワードを前面に出しているためか、所謂「電子書籍元年」の盛り上がりと比べると、いまいち話題になっていないような気がする。しかし、マルチメディアやインタラクティブ性を持つデジタル教科書、電…

ユリイカ2012年3月号 特集=辞書の世界

これもちょっと前になりますが、『ユリイカ』2012年3月号に「ウェブという言葉の大河の中で 三浦しをん 『舟を編む』 に寄せて」という小稿を寄稿させて頂きました。 辞書の世界 - 「ユリイカ」「現代思想」の雑誌発行、人文諸科学の専門書の出版社「青土社…

電脳中国学入門

ちょっと前になりますが、こんな本が出ました。一部分を分担執筆しております。 漢字文献情報処理研究会編『電脳中国学入門』(好文出版、2012年2月) Amazonには登録されていないようですので、最寄りの書店、上記リンク先のオンラインショップ等でお買い求…

Avatars of Storyなど

最近、ブログの更新が滞っているうえに、ラノベとかゲームとかのことしか書いていない、と思われるかもしれない。たしかにまったくもってそのとおりなのだが、更新が滞っていることについては弁解の余地はないものの、ラノベとかゲームとかのセレクションに…

ユリイカ 2011年10月号 特集*現代俳句の新しい波

「なかなか変わらない世界 Digital Poetryに寄せて」というエッセイを寄稿しました。ユリイカ2011年10月号 特集=現代俳句の新しい波作者: 池内紀,角川春樹,川上弘美,せきしろ,又吉直樹出版社/メーカー: 青土社発売日: 2011/09/26メディア: ムック購入: 3人 …

写真アーカイブの裏側にあるもの

ちょっと前に東日本大震災の写真アーカイブであるPhotos from JAPAN(東日本大震災 写真保存プロジェクトと未来へのキオクのAPIを使って統合したサービス)を眺めながら、学生たちと写真のメタデータについて少し議論した。Web上には膨大な写真が公開されて…

ユニコード戦記─文字符号の国際標準化バトル

著者の小林龍生さんよりご恵贈いただきました。ありがとうございます。ユニコード戦記 ─文字符号の国際標準化バトル作者: 小林龍生出版社/メーカー: 東京電機大学出版局発売日: 2011/06/10メディア: 単行本購入: 7人 クリック: 466回この商品を含むブログ (2…

震災がらみの活動

漢情研メルマガ 第171号のコラムにも書いたが、現在、ごくごく微力ながら、Twitter上で震災被災地支援の活動をしている。一つは、福島県をはじめとする農産物、食品の出荷停止や買い控えが広がっていることを受けて、被災地の食品、名産品を紹介して消費を促…

Nintendo 3DSを買った

発売日に買ってみた。京都駅前のヨドバシカメラにはけっこう在庫があったように見えたが。ニンテンドー3DS アクアブルー出版社/メーカー: 任天堂発売日: 2011/02/26メディア: Video Game購入: 24人 クリック: 2,027回この商品を含むブログ (370件) を見る某…

@HanazonoUnivのフォロワーの統計調査

花園大学のTwitter公式アカウントである@HanazonoUnivは現在、割と午前中〜昼のつぶやきが多い。より多くの人につぶやきを読んでもらうには、フォロワーがアクティブなのはどの時間帯なのかを調査したほうがよいだろうということで、過去1ヶ月(2010年9月3日…

【論文募集】第16回公開シンポジウム「人文科学とデータベース」

公式サイトにも案内が出ていますが、こちらでも告知をしておきます。申し込み締め切りが延びています。「文化遺産研究におけるコンピュータの利用」「大学における人文科学とコンピュータ関連の教育」について特に応募を歓迎します。ふるってご応募下さい。 …

「公共の<ruby><rb>記憶</rb><rp>〔</rp><rt>メモリア</rt><rp>〕</rp></ruby>」としての電子書籍

『ユリイカ』の電子書籍特集に、「「公共の記憶〔メモリア〕」としての電子書籍」という題で寄稿しました。ユリイカ2010年8月号 特集=電子書籍を読む!作者: 京極夏彦,佐々木俊尚,堀江貴文,桜坂洋,前田塁出版社/メーカー: 青土社発売日: 2010/07/26メディア:…

電子書籍がらみ

最近忙しかったり、Twitterに足を取られたりして、更新ができずにすいません。内輪でダラダラするには本当に良いメディアですな、Twitterは。ところで先日(7月10日)、漢字文献情報処理研究会で「公開シンポジウム 電子出版の動向と諸問題」というイベント…

町家の復元3Dムービー(作りかけ)

昨年度、まるまる一年かけて、幕末京都の町家に関する新発見史料をもとに復元した町家のCGですが、まだまだいろいろやるべきことはあるものの、ようやくムービーにまでこぎつけたので、暫定版を公開することにしました。コメントに「さくっと作れそうだ」と…

四月馬鹿終了

毎年漢情研メールマガジン [まぐまぐ!]でやってるエイプリルフール号だが、小形さんがハードルを上げてくるなか、今年は、 ――――――― ■会員向け情報 ――――――― ○【お詫び】今年はエイプリルフールができませんでした。 毎年ご好評をいただいていたJAETメールマ…

日本における人文科学とコンピュータ研究の現状と課題―日本と国際動向の関係を探る―

昨日、第1回文化とコンピューティング国際会議の一セッション「日本における人文科学とコンピュータ研究の現状と課題―日本と国際動向の関係を探る―」に参加した。気まぐれでTwitter実況してみたので、リンクを貼っておく。 師茂樹 MORO Shigeki(@moroshigeki…

シャルチエの電子書籍論

『みすず』2009年12月号所収のロジェ・シャルチエ「デジタル化と書物の未来」を読んだ。シャルチエと言えばヨーロッパにおける読書の歴史の大御所である。その大御所が、昨今のGoogleをはじめとする書籍の電子化、あるいは電子図書館関連の問題を語るのだか…

Twitter APIの練習 for プロレス

大社長のつぶやきに触発されて、Twitter APIの練習を兼ねて、ブラックアイ2さんのプロレス関係リスト?をTwitter開始時期順に並べるスクリプトを書いてみました。 No. 名前 開始日時 総ツイート数 1日平均 1 WWE 2007-07-17 06:38:03 14121 15.11 2 Scott No…

「これがあれを滅ぼすだろう」2.0

2002年3月、漢字文献情報処理研究会メールマガジンに「これがあれを滅ぼすだろう」というコラムを書いたことがある(http://www.jaet.gr.jp/mag/005.txt)。ちょっと長いが全文(一部改変)引用してみよう。 「いやはや、あなた、世も終わりですな。学生ども…

次世代観光情報システムの目指すべき方向性

Twitterでつぶやいたことを(多少改変して)転載:卒論指導の流れで井出明さんの「次世代観光情報システムの目指すべき方向性」を斜め読みしたが、けっこうおもしろい。観光は観光者、観光される側を含んだ自己書き換え系であり、インターネットなどの発達に…